HPE ASE - HPE GreenLake Administratorを取得しました。
HPE ASE - HPE GreenLake Administrator(以下ASE)取得しました。
取得することにより、HPE GreenLake, 特にHPE GreenLake for Private Cloud Enterprise(以下PCE)についての知見、アドミンオペレーションを習得することが出来ます。
今回取得に向けてHPE教育サービスのトレーニングコースも受講しましたので、全体の流れを記載します。(以下教材、受験テスト、すべて日本語で提供されます。)
- 取得要件
HPE ATP - HPE GreenLake Administrator Foundations(以下ATP)を取得している必要があります。
こちらは1つ下のレベルの資格です。GreenLakeについての全体的な仕組みを理解することが出来ます。今回は省略します。
ATPのバッジです。ASEは受け取り次第Upします。 - トレーニング
試験対策として、HPE教育サービスとしてオフィシャルのトレーニングコースが用意されています。2コース独立していますが、2日間と3日間で1週間をまるっと使って実施されます。まとめて予定を調整すればいいのでやりやすいです。
H61P0S: HPE GreenLake Cloud Practitioner Foundations
ATPの出題範囲をより深堀りした2日間の内容となります。ATPは"クラウドサービス"とは、"クラウドネイティブ"とは、といった一般的な知識が出題範囲に含まれていましたが、今回のこのトレーニングはGleenLakeに特化した内容となっています。全て座学です。出題ポイントを講師の方が丁寧に説明してくれます。テキストは500ページ以下、冊子で1冊です。
H61P1S: HPE GreenLake Cloud Services Essentials
HPE GreenLake for PCEに特化したコースです。今回の資格のメインテーマとなっており、かなり詳細まで網羅されています。座学とデモ環境でのハンズオンです。出題ポイントを講師の方が丁寧に説明してくれます。テキストは数えてないですが700ページ以上、冊子3冊(1冊はハンズオン用)となっており、非常にボリュームがあります。(得るものが多いといえるでしょう。) - 試験について
試験は試験会場での受験になります。HPE Certification and Learning Testing Portalから予約ができます。90分60問です。67%正解で合格です。試験会場のPC画面での受験となります。正解率およそ半分ちょっとで合格ということになります。たまにオンラインテストを採用しているものがありますが、その場合はリモートの画面越しの試験官に受験部屋の状態を見せるなど、めんどくさい事が多いので、試験会場での受験のほうが便利です。 - まとめ
受験した結果、やはり公式トレーニングを受けておいて良かったなと感じました。トレーニングの中で、テストに出るポイントを具体的にピックアップしてもらえますので、そこをおさえつつテキストを熟読すればそれだけで半分の30点はほぼ確定です。残りは、複数選択肢の完全マッチングが体感的に1割ほどあったのと、自信がない問題が残りますが、それらの正解率を仮に半分だと見積もっても合格ラインになります。公式トレーニングにより、私はATPもASEも一発合格しました。今後ASEの取得を検討されている方はぜひ公式トレーニングの受講をおすすめします。